段ボールでつくる折り紙 ~鶴編とおまけ~

段ボール箱屋

2018年01月24日 07:00

昨年の秋に弊社のブログを通じて来社していただきましたクラウン商事株式会社の大野様
その節は大変お世話になりました!
大野様はダンボール構造物作品をいろいろ製作してみえる方で、凄いのも見せていただきました。
公開できないのが残念です。。。


~ダンボール折り紙 鶴編~

先日大野様より 段ボールでつくる折り紙のデータをいただきました。
みんな一度は折ったことがある「つる」です。
私は今まで段ボールで折り紙をしようと考えたことがなかったので、とても新鮮でした。
まだ寸法調整中とのことでしたが、今回いただいたデータの公開をご快諾いただきましたので、段ボール折り鶴のご紹介をさせていただきます。

↓展開図はコチラ (黒・・カット線 緑・・罫線)
図面は900mmx900mmくらいの原寸サイズです。



↓ベクターデータです
 (PDF: 118.79KB)

ダンボールは、紙と違い厚みがあるため折り込んでいくと色々難しいことが出てきます。
そこで、出来るだけ干渉されやすいように大きめに拡大(900mm角)してカットしました。
あと出来るだけ薄い厚みのもの(G段0.8mm)を使用しました。

今回カットする紙は
G/F 白5xC5

カットしたところです。 ダンボールの裏から折り曲げ線を入れているのでこちらは茶色です。



では折っていきます。

↓快調快調





↓この辺りまでは順調です 罫線が先に入っているので折り紙より折りやすいくらいです。

↓鶴はかなり折り込んでいくため、この辺りからダンボールの膨らみがきつくなってきました



↓このあたりで、段ボールの厚みによる膨らみと反発がかなりきつくなってきました



この後さらに折り返すのですが、ダンボールの反発が尋常ではなく写真を撮る余裕がありませんでした
んがー


↓完成です!!!


写真では伝わりづらいのですが、結構大きいですよ
しっぽの部分は、膨らみがきつくてダンボールが割れてしまいました。


次に 少し控えを追加して
G/F 色ライナ黒x色ライナ黒でも試してみました




↓ここまで試行錯誤で10回折っているので慣れてきました



↓完成!!

手前の白い鶴は標準の150mm角折り紙で折ったものです。 



~ダンボール折り紙 手裏剣編~

わたくし大野様のダンボール折り紙にインスパイアされまして、子供の頃から折っている手裏剣を作ってみました。
↓コチラの展開図です。

角がとがってて危なかったので丸くしてあります。

原寸ベクターデータ↓
 (PDF: 117.99KB)



カットしたところです



折っていきます





↓完成です。


ダンボールで作るとどうしても厚みが出るため微調整が難しいです。


今回のダンボール折り紙黒色の鶴と紅白手裏剣をセットで先着1名様にプレゼントします。遠方の方は送ります
欲しい方は
info@oricyo.co.jp まで「折り紙が欲しい」とメール下さい

~1 24追記~
早速のお問い合わせありがとうございました、送らせていただきます
おめでとうございます!
プレゼントは締め切らさせていただきます。





 今回の折り紙を折りながらパッケージにも展開出来そうな気がしてきました。
今まで折り紙形状でのお土産品などは見たことがありません。
製品化するには色々と折り手間と仕上がり品質に課題が残りそうですが、形状によっては面白いものが出来そうです。 今回はダンボールで作りましたが、コートボールに印刷入れて中に製品を入れてパッケージ化すると店頭で目立つかもしれません。

あと夏休みの工作とかにもいかがでしょうか!!


皆様の参考になれば幸いです。

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