ダンボール設計講座 第5回 ~内寸から寸法を求める(スリーブ形状編)~

段ボール箱屋

2018年04月02日 07:00

以前ダンボール設計講座の第1回~第4回まで、外のり寸法から罫線寸法を求める方法を記載しました

今回は
内寸法から、ダンボールの罫線寸法(折り曲げ寸法)の求め方を記載します

今回サンプルで用意したのは、ティッシュ箱です
こちらを入れるダンボールを考察します。




以前の講座で使用した加算値一覧を使って考えていきます。

(PDF: 453.13KB)



今回の形状は簡単なスリーブ形状で考えていきます
下図のような感じです


今回は右上が下図のような重なりになるようにします




解答です



加算値一覧表を使って考えていくと分かりやすいです。
W/Fは
紙の厚み     8mm
内側への膨らみ 5mm
外側への膨らみ 3mm
です。 今回は内寸から求めていきますので、紙の厚みと内側への膨らみだけ考慮します。

解説
①奥行き230mm部分はダンボールの膨らみと関係が無いため内寸と同寸の230mmになります。

②ティッシュの高さ55mmに対して、ダンボール下の内側への膨らみ5mmと上部のダンボール1枚分8mmを足した68mmとなります。

③ティッシュの巾115mmに対して、ダンボールの内側への膨らみ5mmが両面にありますのでx2の10mmを足してやります。  125mm

④こちらも③と同じ考え方です。ティッシュの高さ55mmに対してダンボール両面の内側への膨らみ合計10mmを足します。 65mm

⑤ティッシュの巾115mmに対して、ダンボール右側の内側への膨らみ5mmを足します。 120mm


という具合で他の段種も同じ考え方で進めます

A/F 内側に3mm膨らむ
B/F 内側に2mm膨らむ
E/F 内側に1mm膨らむ

各段種の解答です


次回は内寸からミカン箱形式の出し方についてです
ダンボール設計講座 第6回 ~内寸から寸法を求める(みかん箱形状編)~
お楽しみに!!!

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