ダンボール設計講座 第4回 ~ダンボール外のり寸法から罫線寸法を導く 解答編~
ダンボール設計講座 第3回 ~ダンボール外のり寸法から罫線寸法を導く 設問編~
からの続きです。
まずは前回設問の答えから
画像かPDF確認してください。

(PDF: 387.95KB)
↑解答拡大
どうでしたか?
合っていた方おめでとうございます!
とくにプレゼントはありませんのであしからず

外のり寸法から罫線寸法を導く 解説編
W/Fを例にとり説明していきます
私は今回の設問が苦手で頭がややこしくなりますので、それぞれの膨らみ値を図面に入れ、それをもとに頭の中でイメージしていきます。
ダンボールの厚みは8mm
それぞれ罫線寸法より
内側に5mm
外側に3mm
膨らみますので、寸法を入れておきます。
奥行きは、今回の場合段種関係なく150mmになります

さて計算していきましょう!

分かりやすい①からいきます
外のり寸法は250なので、両側の膨らみ3mm3mmを引いた数値が罫線寸法になります
250-3-3=244mm

②を考えてみましょう
ちなみに②~⑤までは左右両方同じ数値が入ります
外のり寸法が100ですので、上と下の膨らみ3mm3mmを引きます。
100-3-3=94mm

③に進みます
だんだんややこしくなってきます
外のり寸法250の半分に膨らみ値を引きます
外側の膨らみ数値が関係してくるのでイメージしてみてください
(250-3-3-3-3)/2=119mm

④に進みます
外のり寸法100に対して、下にダンボール1枚分引き、膨らみを考慮する必要があります。
100-8(底のダンボール1枚分)-3(上の膨らみ)-3(下の膨らみ)=86mm

⑤に進みます
③で出した119mmに対して、左側のダンボールの内側への膨らみ分を考慮します
119-5=114mm
上の茶色く囲った寸法に対して、下側はダンボールの内側への膨らみ5mmを引いてやれば、下の茶色く囲った部分の長さを求められます。

全体の250mmからも求められます
(250-両側のダンボール分(8x2)-中央のそれぞれの膨らみ分(3x2))/2=114mm

ということでこのような数値になります

どうでしたか?
他の段種も膨らみの値が異なるだけで、考え方は同じです。
解答拡大↓

ここまでで外のり寸法から罫線寸法(箱寸法)の出し方について一旦終わります。
次回は、内寸から罫線寸法を導くやり方について考えていきます。
からの続きです。
まずは前回設問の答えから
画像かPDF確認してください。


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どうでしたか?
合っていた方おめでとうございます!
とくにプレゼントはありませんのであしからず

外のり寸法から罫線寸法を導く 解説編
W/Fを例にとり説明していきます
私は今回の設問が苦手で頭がややこしくなりますので、それぞれの膨らみ値を図面に入れ、それをもとに頭の中でイメージしていきます。
ダンボールの厚みは8mm
それぞれ罫線寸法より
内側に5mm
外側に3mm
膨らみますので、寸法を入れておきます。
奥行きは、今回の場合段種関係なく150mmになります
さて計算していきましょう!

分かりやすい①からいきます
外のり寸法は250なので、両側の膨らみ3mm3mmを引いた数値が罫線寸法になります
250-3-3=244mm

②を考えてみましょう
ちなみに②~⑤までは左右両方同じ数値が入ります
外のり寸法が100ですので、上と下の膨らみ3mm3mmを引きます。
100-3-3=94mm

③に進みます
だんだんややこしくなってきます
外のり寸法250の半分に膨らみ値を引きます
外側の膨らみ数値が関係してくるのでイメージしてみてください
(250-3-3-3-3)/2=119mm

④に進みます
外のり寸法100に対して、下にダンボール1枚分引き、膨らみを考慮する必要があります。
100-8(底のダンボール1枚分)-3(上の膨らみ)-3(下の膨らみ)=86mm

⑤に進みます
③で出した119mmに対して、左側のダンボールの内側への膨らみ分を考慮します
119-5=114mm
上の茶色く囲った寸法に対して、下側はダンボールの内側への膨らみ5mmを引いてやれば、下の茶色く囲った部分の長さを求められます。

全体の250mmからも求められます
(250-両側のダンボール分(8x2)-中央のそれぞれの膨らみ分(3x2))/2=114mm

ということでこのような数値になります

どうでしたか?
他の段種も膨らみの値が異なるだけで、考え方は同じです。
段種 | ダンボールの厚み | 内側への膨らみ | 外側への膨らみ |
---|---|---|---|
E/F | 1.5mm | 1mm | 0.5mm |
B/F | 3mm | 2mm | 1mm |
A/F | 5mm | 3mm | 2mm |
解答拡大↓

ここまでで外のり寸法から罫線寸法(箱寸法)の出し方について一旦終わります。
次回は、内寸から罫線寸法を導くやり方について考えていきます。
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