-10月21日追記-
ダンボール原紙、再び上昇（日経記事抜粋）



-8月9日追記-
王子マテリア　価格修正について
10月1日～　15円/ｋｇ以上値上げ発表
大手３社の値上げ発表が出ましたので値上げ確実となりました　頭が痛いです。

-7月29日追記-
レンゴー「段ボール原紙、その他原紙、段ボール製品の価格改定について」
9月1日～　15円/ｋｇ以上値上げ発表

-7月27日追記-
日本製紙「段ボール原紙・特殊板紙の価格修正について」　
9月1日～　15円/ｋｇ以上値上げ発表
値上げ追随発表が出ました。


～以下本文～
昨年１２月に段ボール原紙値上げの発表が各社から発表され今年3月-7月間で全国的に段ボール価格改定が行われました。
価格値上げが終わったばかり、もしくは交渉中という中、
２回目の値上げ発表が本日７月１９日に大王製紙「産業用紙の価格改定について」から発表されました。

値上げ時期：２０２２年　９月１日～
上げ幅：１５円/ｋｇ以上

２０２２春の値上げが１０円/ｋｇ以上でしたが、１５円/ｋｇと前回を上回る上げ幅となります。

春に行われた段ボール価格改定はウクライナ侵攻前に発表されていたこともあり、それによる各種値上がりは含まれておりませんでしたが、今回発表された値上げ幅がシングルｃ５で８円以上の大きな上げ幅に加え、前回からの値上げ発表期間の短さに驚きました。


他社製紙大手（レンゴー　王子マテリア　日本製紙）の追随発表が出ると、段ボール業界全体のシート価格値上がり決定となります。　大手３社の原紙シェアは６０％　ダンボールシートで５５％あるためです。
各大手一貫メーカーが８月２－１２日に第一四半期決算発表を行うのにあわせて発表するのでしょうか
（３社値上げ発表されました）

ボックスの値上げに関して次回の値上げ交渉は難航することは必至であることに加え、上げ幅が大きい事による各社（段メーカー・ボックスメーカー）の業績悪化が懸念されますし、弊社でも厳しい状況になりそうです。
今回のキロ１５円という上げ幅をみていると、製紙メーカーが広域ユーザーのシェア確保の為変動費しかないような価格で安値交渉し、その未達成分を段メーカー以下に押しつけてるような気がしてなりません。