段ボール同士を接合させるには? ⑤プラネジ編 段ボール接合の豆知識
ダンボールを接合する方法として、あまり使用しませんがプラネジで止める方法があります
一個一個手作業で止めていく必要があるため、ロットがある製品ではあまり使用しません。
どちらかというと、コンビニなどにおいてあるダンボール製什器(pop等)の立体構造物を固定するのによく利用します
↓こんな感じの棚とかです

これはA段5mmを2枚固定してますので、10mmメスのプラネジを使用しています。
それぞれねじ切りしてあるメスねじとオスねじがあり、通常のネジのように回し込むかバチンと押し込むことで固定できます。

ダンボールの組み合わせにより、固定する厚みが変わってきますのでプラネジの長さ寸法も色々あります
↓プラネジの各寸法一覧です「PEプラネジ」

メスネジは写真上部左から
4mm
8mm
10mm
12mm
15mm
18mm
これよりも大きいものを止めたい場合は上記のプラネジと互換性が無いのですが、同じような形状のもので「TPプラネジ」というのがあります。
どちらもポリエチレン製です。
20mm
25mm
30mm
まであります。
30mmを超えて止めるものは無いかと思われます。

画像にあるPEプラネジと互換性がないというのは、先にご紹介した4~18mmのプラネジと20~30mmが互換性がないということになります。
このmmは軸寸法の長さで、例えば18mmですと

と、円柱部分の長さを指します
ちなみにメスネジの平たい部分は15Φで、軸の太さが7mmなのはすべて共通です

ダンボールに使用するときは、ダンボール同士を挟み込むことが多いのですが、ダンボール自体が潰れますので、プラネジのmm数よりもダンボールが数mm厚くても、接合できます
↓4mmのメスネジにオスネジを入れ込んだところ

入れ込む際は、くるくる回さなくても押し込むだけで入っていきます。
では、実際にダンボールに固定してみましょう。
今回は、着物などを入れるC式ダンボール箱に使用します。
材質はB/F k6xk6です。
今回の大きさは、通常よりかなり小さいのですが長さ500mmx巾250mmx深さ70mmで作りました

組み上げ状態

穴の位置を合わせてますので、横から見ると穴が通っています。

このように片方からメスネジを入れて、反対側からオスネジを押し込みます

ミとフタをすべて止めました こんな感じになります


プラネジはこういった感じで使用します。
取り外すときは、無理矢理こじ開けるか(結構硬いです)、メスネジ側にマイナス切り込みがありますので、硬貨などで回して外すことが出来ます

メーカーでは、一度取り外したものは再使用しないでくださいとありますが、実際は強度が落ちますが何回か使用出来ます
このプラネジ止めのメリットとデメリットですが
メリット
①糊やステッチャーを使用しない為、接合部分を剥がす際に綺麗
②糊のように乾燥時間(5分くらい)かからず、瞬時に固定できる
デメリット
①手作業になるため、穴が増えると手間がかかる
②プラネジが、なかなか売っていなく手に入れにくい
③購入は通常各1万個単位ととても多い(通販で少量販売しているところがあります MonotaROで売ってますね)
↓プラネジのカタログです(クリックで拡大)

弊社でもプラネジ取り扱いできます。 各ロット1000個単位になりますが上記小分けサイトよりかなり安いです。
PEプラネジ1ロット1000個の価格(オスとメスは別売りです)(税抜き)
PEプラネジ メス 4mm 2,800円
PEプラネジ メス 8mm 3,200円
PEプラネジ メス10mm 4,000円
PEプラネジ メス12mm 4,500円
PEプラネジ メス15mm 5,100円
PEプラネジ メス18mm 6,600円
PEプラネジ オス 2,700円
----------------
TPプラネジ1ロット1000個の価格(オスとメスは別売りです)(税抜き)
TPプラネジ メス20mm 8,900円
TPプラネジ メス25mm 9,900円
TPプラネジ メス30mm 11,700円
TPプラネジ オス 3,400円
別途送料1000円かかります。 同梱しますのでどの組み合わせ・複数ロット・1ロットでも1000円です。
ある程度の量が通販で欲しい方はメールフォームよりお問い合わせください。
以上
普段あまり目にすることの無いプラネジについての説明でした。
皆様の参考になると幸いです。
一個一個手作業で止めていく必要があるため、ロットがある製品ではあまり使用しません。
どちらかというと、コンビニなどにおいてあるダンボール製什器(pop等)の立体構造物を固定するのによく利用します
↓こんな感じの棚とかです
これはA段5mmを2枚固定してますので、10mmメスのプラネジを使用しています。
それぞれねじ切りしてあるメスねじとオスねじがあり、通常のネジのように回し込むかバチンと押し込むことで固定できます。

ダンボールの組み合わせにより、固定する厚みが変わってきますのでプラネジの長さ寸法も色々あります
↓プラネジの各寸法一覧です「PEプラネジ」
メスネジは写真上部左から
4mm
8mm
10mm
12mm
15mm
18mm
これよりも大きいものを止めたい場合は上記のプラネジと互換性が無いのですが、同じような形状のもので「TPプラネジ」というのがあります。
どちらもポリエチレン製です。
20mm
25mm
30mm
まであります。
30mmを超えて止めるものは無いかと思われます。

画像にあるPEプラネジと互換性がないというのは、先にご紹介した4~18mmのプラネジと20~30mmが互換性がないということになります。
このmmは軸寸法の長さで、例えば18mmですと
と、円柱部分の長さを指します
ちなみにメスネジの平たい部分は15Φで、軸の太さが7mmなのはすべて共通です
ダンボールに使用するときは、ダンボール同士を挟み込むことが多いのですが、ダンボール自体が潰れますので、プラネジのmm数よりもダンボールが数mm厚くても、接合できます
↓4mmのメスネジにオスネジを入れ込んだところ
入れ込む際は、くるくる回さなくても押し込むだけで入っていきます。
では、実際にダンボールに固定してみましょう。
今回は、着物などを入れるC式ダンボール箱に使用します。
材質はB/F k6xk6です。
今回の大きさは、通常よりかなり小さいのですが長さ500mmx巾250mmx深さ70mmで作りました
組み上げ状態
穴の位置を合わせてますので、横から見ると穴が通っています。
このように片方からメスネジを入れて、反対側からオスネジを押し込みます
ミとフタをすべて止めました こんな感じになります
プラネジはこういった感じで使用します。
取り外すときは、無理矢理こじ開けるか(結構硬いです)、メスネジ側にマイナス切り込みがありますので、硬貨などで回して外すことが出来ます
メーカーでは、一度取り外したものは再使用しないでくださいとありますが、実際は強度が落ちますが何回か使用出来ます
このプラネジ止めのメリットとデメリットですが
メリット
①糊やステッチャーを使用しない為、接合部分を剥がす際に綺麗
②糊のように乾燥時間(5分くらい)かからず、瞬時に固定できる
デメリット
①手作業になるため、穴が増えると手間がかかる
②プラネジが、なかなか売っていなく手に入れにくい
③購入は通常各1万個単位ととても多い(通販で少量販売しているところがあります MonotaROで売ってますね)
↓プラネジのカタログです(クリックで拡大)

弊社でもプラネジ取り扱いできます。 各ロット1000個単位になりますが上記小分けサイトよりかなり安いです。
PEプラネジ1ロット1000個の価格(オスとメスは別売りです)(税抜き)
PEプラネジ メス 4mm 2,800円
PEプラネジ メス 8mm 3,200円
PEプラネジ メス10mm 4,000円
PEプラネジ メス12mm 4,500円
PEプラネジ メス15mm 5,100円
PEプラネジ メス18mm 6,600円
PEプラネジ オス 2,700円
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TPプラネジ1ロット1000個の価格(オスとメスは別売りです)(税抜き)
TPプラネジ メス20mm 8,900円
TPプラネジ メス25mm 9,900円
TPプラネジ メス30mm 11,700円
TPプラネジ オス 3,400円
別途送料1000円かかります。 同梱しますのでどの組み合わせ・複数ロット・1ロットでも1000円です。
ある程度の量が通販で欲しい方はメールフォームよりお問い合わせください。
以上
普段あまり目にすることの無いプラネジについての説明でした。
皆様の参考になると幸いです。
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